幸せの効力は長続きしない

私もそれなりにとても人間なので幸せな瞬間は度々訪れる。それでも効力が少ない気がしてならない。
その場限りの幸せを無理やりかきあつめているからなのかもしれない。最近未来のビジョンがみえない。もともとはやくしにたい、醜くなる前に死にたい。でも自分の家庭を持てるなら長生きしてもいいかもしれない。そういう考えで生きていたけど自分の家庭を作るというのは間違いなくやめておいた方がいい事のように思えてきたのでその願いも叶わないなと思う。その他にはキラキラしたアイドルになりたかった。地下アイドルとかじゃなくて本当に歌もダンスも一流でバラエティもこなしてたくさんの人に愛されるようなアイドルになりたかった。これは小学生の頃に考えたこと。お前なんかが出来るわけないそんなの叶うわけないだろと言われてしまったし本当になりたいなんてこと言うまでもすごく勇気を出したのに堅実に生きなさいと植え付けられ私がなっちゃダメなんだと子供ながらに悲しくなった。どんな職だとしても私は子供が語る夢だけは否定してはいけないなと思う。勇気を出したと思うし本当になりたいものだから。中学生のときも本当に声優になりたくて自分の可能性を信じていたから絶対に売れる自信がある私は商品になると思ったからこそ自分の気持ちをうちあけてみたけどダメだった。結局私がなったのは医療人で安定した仕事といえば間違いは無いのだがやりがいがあるかと言われれば全然そんなことない。結局のところなりたいわたしにわたしはなれなかった。なにもなれなかった。この歳になってもう何もかも叶わないってことを思い知って度々この人生ってなんなんだろうなと考え込んでしまう。なりたい自分になれないことの苦痛って本当に凄まじくて親の言うことを聞かずに行動を起こせば違ったのだろうかとか色々考えてしまう。けど親元を離れてかなり離れて遠くに逃げてきただけでも私はじゅうぶん頑張ったしそういう意味では夢は叶ったとも言えるかもしれない。親元から遠く離れることが夢ってなんだかおかしいけどね。家で絶対的な安全を確保出来るだけでも大きな進歩なのだ。